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イスラーム教と自由は相性が良くないのではないかというお話

by 00マテリアルロード

これは私がイスラーム教について前々から思っていたことですが、なぜイスラーム教は自由と相性が良くないのかと考えたのかについて理由がありまして。

イスラーム教の基本知識について

イスラーム教は世界で二番目に信仰する人が多い宗教です。宗派はスンナ派とシーア派、主に中東(イランやサウジアラビア、トルコなど)や北アフリカと言ったいわゆるイスラーム圏というところで信仰されていて、他にもインドや中華、東南アジア、中央アジア、ロシア、そしてヨーロッパや北米などの民主主義国家にもいます(もちろん日本にもいる)。

イスラーム教の戒律について

イスラーム教の戒律についてですが、とても戒律が厳しい宗教で有名なんです。有名な例ではお酒はダメ、豚肉はアウト、犬なんて穢れてる、一日5回礼拝、偶像崇拝禁止、女性はヒジャブ(頭に被る布)をつけるなどがあり、これらの由来はイスラーム教の聖典である『コーラン』から来ています。そしてコーランに書かれていることは絶対であり、神のお言葉なので正しいから議論の余地はない。更に戒律の厳しさは宗派や分派によって異なる。一番厳しいのが原理主義派やスンナ派の分派であるワッハーブ派です。

いくら戒律が厳しいと言っても、イスラーム教徒(ムスリム)にとってはいくら戒律が厳しいだろうと多くの人は別に苦労はしないし、それが当たり前だと思ってるからいいんですよ。特に改宗した人は信仰の自由で戒律とかが厳しいことをわかってて自分で選択したわけですから。また自由な民主主義国家ではイスラーム教にも信仰の自由はありますし、不当な差別はしてはいけないと思います。

シャリーア(イスラーム法)と自由について

そろそろ本題に入りますが、なぜイスラーム教と自由は相性が良くないと思うのかについてです。

※自由:ここの自由は主に言論の自由や表現の自由、信仰の自由、個人の自由を対象とします

イスラーム教の中にシャリーアというイスラーム法というものがあるのですが、これが近代民主主義国家が掲げたりする自由と相性が悪くシャーリア(イスラーム法)を支持するイスラーム主義のムスリムの中にはイスラーム圏じゃない欧米や日本とかでも「学校で豚肉なんか出すな!」ってクレームつけて要求したり、過激派になればイスラームから改宗しただけで暴行するような人がいるんですよ。それにシャリーア(イスラーム法)支持者や原理主義派、過激派はイスラーム教国にすべきと主張してるのですが、その問題点はイスラーム法ではイスラーム教を優遇するが当たり前で他宗教(異教徒)はイスラーム(ムスリム)より権利や身分が低いのは当たり前というのが一般的な考えで、特に異端と言われる宗教や多神教、無神論者に対して弾圧しても良いと肯定する人もいます。シャリーアでは異教徒はイスラーム教徒より権利や身分が下というだけなく、ムスリムがイスラーム教をやめることは禁止されてて、棄教または別の宗教に改宗した場合は死刑するべきというのが一般的です。また同性愛者にも厳しいのでLBGTの人はイスラームと相性が悪いですよね。イスラーム法下では異教徒はイスラーム教徒よりも権利が制限されているのが一般で、女性に関しても異教徒の女性でもイスラーム教徒の女性と同じよう恰好でないとダメというルールがあるようで、これの問題は自由な国ならイスラーム教徒とそうでなくても平等だからイスラーム教徒はコーランで書かれたように女性が自ら肌を出さない恰好とかをして、そうでない人は自由な恰好をするわけですが、イスラーム法下の国にはそうとはいかず女性は肌を出すな、異教徒でも女性は自由な恰好ができないという問題があるわけなのです。実際にイスラーム法が敷かれているサウジアラビアやイランでは女性の恰好について厳しいことで有名です。もちろん、シャリーアではイスラームを批判したり、侮辱する発言はアウトです。仮に肌出せてもそれは家の中で夫に対してだけなんですよ。

トルコみたいに比較的世俗な国(あとはインドネシアくらい。ただしアチェ州はイスラーム法を施行している)ではそれなりマシですし、ムスリムもそうでない人もうまくやってますし、イスラーム教徒が多く同時にヒンドゥー教が多数派のインドでもうまくやってますが、イスラーム法の国ではないですね。

もちろん、私の意見としてはサウジアラビアやイランみたいにイスラーム圏でシャリーア、イスラーム主義に基づいてイスラーム国家をやろうが勝手だと思いますしそれはいいのですが、非イスラーム圏の自由な民主主義国家でそれを主張し実行するのには反対です。その理由としては自由と相性が悪い、具体的には信仰の自由が制限されたり、言論の自由・表現の自由がない、女性やマイノリティ、弱者にとっては厳しいのは良くないと考えてるからです。

実際にヨーロッパでは一部のイスラーム主義やシャリーア支持、原理主義者がシャリーアにしてイスラーム国家にすべきと主張してるところもあり、それが問題となってるところもあります。それが排外主義、差別主義者の極右を台頭させたという要因もあります。イギリスではシャリーアを掲げる原理主義者と極右が対立・衝突するなんていう事例もありますし、イスラーム教をやめた人がイスラーム教徒(ムスリム)から嫌がらせを受け、傷害事件に発展した例があります。

もちろん、ヨーロッパとかに暮らしてるムスリム全員が原理主義者や過激な人ばかりというわけではないでしょうし、リベラル的、世俗的なムスリムもいますし、イスラーム教徒でもいい方はいます。そういうムスリムとはうまくやっていけばいいと思います。ただ、思想的とかに自由じゃなかったりする人は多いじゃないかと思います。それで過激派や原理主義者とはうまくやっていけないし、明らかに自由と相性が悪いからイスラームが好き嫌い関係なく現実的に無理です。ISILとか見ればわかるでしょうと。

実際にイギリスのイスラーム教徒の過半数は同性愛に反対的ですし、東南アジアのイスラーム教国ブルネイではシャリーアを施行してこういう法律を制定したというニュースもあります。ブルネイの法律に関しては同性愛が好きじゃなくてもこういう法律作って罰せなくてもいいだろと思いますよ。もちろんホモがノンケを掘ったりしたら性犯罪だから処罰は当たり前だけどさ。

フランスでも同性愛がイスラームに対して反イスラーム発言しただけで脅迫されるという事件が発生しました。

イスラーム教徒にもいい人はいると思いますし、イスラーム教徒は自由とは相性が悪いと思ってますが、イスラーム教徒に対して人権侵害には反対すると書いておきます。現在、中華の新疆ウイグル自治区で中華共産党によってウイグル族やカザフ族とかのイスラーム教徒(ムスリム)が弾圧されてるのは人権侵害だと思いますよ。

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